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Mr.BIG - Take Cover 複雑リニアパターン解析!


こんにちはスタッフの∞(ムゲン)です!

遅ばせながら先日やっとMR.BIGの新譜『Defying Gravity』を手に入れました!


高校生の時から好きなんですよね〜Mr.BIG

高校生の時は『Green Tinted Sixties Mind』とか『Colorado Bulldog』はヘビロテでした!

新譜はDrのパット・トーピーが難病にかかってしまいほとんどドラムが叩けないために収録曲のほとんどのドラムをパット監修のもと打ち込みで作られたそうです。

でもまだMr.BIGとしての活動を続けるみたいなので9月の来日公演も楽しみですね!

 

そんな話題から始まりました今回は

Mr.BIGの名曲Take Coverのドラムパターンの解説をしてみたいと思います!

この曲のドラムパターンは複雑なフレーズの繰り返しですが

このパターンを練習することにより手足の動きの分離がしやすくなり、他の楽曲を叩いていてもコンビーネーションフィルなどの手足を組み合わせたフレーズなどが気持ちよく分離して演奏できるようになるので習得していれば

ワンランク上のプレイヤーになれること間違いなしです!

それではまずは曲を聞いてみましょう!


一見ただ聞いているだけだとフルコーラス通して同じ16ビートのパターンの繰り返しで簡単そうに聞こえませんか?

でも実は思っている以上に複雑なパターンを終始繰り返しているんです。

音符にするとこのようになります。


B=Bass(キック) R=Right(右手) L=Left(左手) H=HiHat(ハイハット)

このドラムパターンはリニアパターンといい 

左手・右手・右足の動きが全てバラバラのパターンになっているのです!(<のマークはハットスプラッシュです。)

1.左手・右手・左足 右足の役割

基本的には手足の叩く場所は変わらず。

左手=フロアタム(ライドシンバル)

右手=スネア

右足=バスドラム

左足=ハイハット

左足はハイハットを使って8分音符を刻んでテンポキープの役割をしています。

間奏の部分でパターンが変わったように聞こえますが

右手がフロアからライドに変わっているだけなんですね。

2.練習方法

まず何を練習するにもクリック(メトロノーム)を使いましょう。

実テンポは♩=105ですが

遅いテンポで完璧にできるようになってから早いテンポで。

どんなパターンでもゆっくり練習したことはスピードをあげても安定してプレイすることができるはずです。焦らずにゆっくりです!

♩=80〜90くらいのテンポから始めるのがベストだと思います。

このパターンの場合16分音符4つの塊が4個あります。

最初はそれを前半・後半とバラした練習から始めましょう。

ハイハットのキープは無視して構いません。

Ex1

BRRB LRBR


Ex 2

RBBR LRRB


Ex1・2は縦に並べるとわかるのですが

BRRB LRBR

RBBR LRRB

L(スネア)を起点にB(キック)とR(フロア)がひっくり返っているだけなんですね!

 

Ex1 / 2をクリアしたら今度はそれをくっつける練習です。

真ん中2つと頭とお尻のフレーズをくっつけたフレーズになります。

Ex 3

LRBR RBBR


Ex 4

LRRB BRRB


Ex 3・4もEx 1・2と同じで

Ex3 LRBR RBBR

Ex4 LRRB BRRB

ひっくり返っているだけです。

これを理解しているだけでも楽な考え方で練習できると思います。

Ex3・4においてEx 1・2と違い気を付けるポイントがあります。

Ex3 LRBR RBBR 

Ex4 LRRB BRRB

塊のお尻と頭がかぶるので手順を間違え安くなっているのです。

なのでそれに気を取られて『拍子の頭を見失わないこと』 が大事です!

日頃からパラディドルなどの練習をしていると対応し安くなります。

 

Ex1~4ができるようになったら後は各塊を繋げてあげましょう!

Ex 5

BRRB LRBR RBBR LRRB


Ex5までできればちょっと人に自慢してもいいかもしれません!

ライブで演奏しても何ら問題ないです!(楽曲に合わせるときは8小節ごとにクラッシュシンバルを入れるのを忘れずに!)

それでも物足りない方は↓

Ex6

BRRB LRBR RBBR LRRB


ハイハットキープ&ハットスプラッシュの練習です!

Ex1~4の練習にハイハットキープを入れて練習しましょう!

リアパターンにハットキープ&2・4裏にハットスプラッシュ。

これがライブでできれば対バンのドラマーに一目置かれます!

もしかしたらモテるかもしれません!

 

以上!

『Mr.BIG - Take Cover 複雑リニアパターン解析!』 でした!

僕はこのリニアパターンをいつも個人練習のウォーミングアップメニューに取り入れてます!

おかげで最近早いコンビネーションフレーズも気持ちよく叩けるようになりました!

今回初めて既存楽曲のリズムパターンについて書かせていただきましたが

いかがでしたでしょうか?

わかりづらいところもあったかもしれませんね汗

ただ少しでも皆様の上達につながればなによりです!

他にも「この楽曲のこのフレーズがわからない!」などあったら

ぜひ聞きに来てください!コメントでもいいですよ!

一緒にあーでもないこーでもないなど考えられればたのしいと思います!


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