シンバルの選び方① 〜シートシンバルとキャストシンバル〜
こんにちは!
スタッフの∞(ムゲン)です!
突然ですがみなさん!
シンバルの音の違いって気にしたことはありますか?
実はシンバルと一言で言っても加工方法・金属の配合率・厚さ・大きさ・フィニッシュによって音色は様々なんです!
ドラムを始めて数ヶ月「myスネアを買った!」「myペダルを買った!」
そんな方は多分次はシンバルも気になり出すはずです!
「〜の曲の〜の部分の音スタジオのシンバルじゃ出せない違う音がする・・・」
「スタジオのシンバルだともの足りない・・・」
そんなドラマーさんに今回から数回に分けてシンバルの違いと選び方を伝授しちゃいます!
myスネア・myペダルに続いて自分好みのmyシンバルを探しましょう!
シンバルの種類
まずドラムセットにおいての主なシンバル種類について簡単に説明します。
使用用途によって呼び方が変わる場合がありますが、今回は主流であるサイズでの名称を紹介します。
・スプラッシュシンバル
6〜10インチのものが主流
ピッチが高くで音量は小さめ、主に装飾音的な役割で使用される。
・ハイハットシンバル
13インチ〜15インチが主流
2枚のシンバルをハイハットスタンドの上に上下対象、縁を合わせるように重ねて使用する。
・クラッシュシンバル
14〜19インチが主流
曲の流れ状のアクセントをつける役割などにしようする。
一般的にスタジオやライブハウスにあるものは16インチと18インチ。
・ライドシンバル
18〜24インチが主流
ハイハットと同じ役割を果たしつつクラッシュシンバルの役割もこなす。
一般的にスタジオやライブハウスにあるものは20インチ。
・チャイナシンバル
サイズは幅広く通常のシンバルと違い縁が反っている。
クラッシュ以上にインパクトの欲しいアクセントが必要な時などに使用する。
モデルによっては『音量注意!』
上記以外にもベル や トラッシュ 穴あきシンバルなど様々な種類があります。
メーカによって様々なものがあるので飛び道具を探してもいいかもしれませんね。
製造方法
シンバルは加工の初期の過程で大きく分けて以下の2つに分けることができます!
・キャストシンバル
キャストシンバルは溶かした合金を1枚1枚型に入れて製造されたシンバルのことを言います。
サスティンの豊かなサウンドが特徴で長年使用していると合金の酸化により味のあるサウンドに変化していきます。
・シートシンバル
シートシンバルは薄く伸ばした合金のシートをくり抜いて製造されます。キャストシンバルよりもピッチが高くシャープで明るくタイトなサウンドが特徴です。
製造工程状、キャストシンバルよりもシートシンバルの方が大量生産に向いていて低コストで製造できるので値段も安い理由からシートシンバル=安い音と評価されがちですが
そんなことはなく、メーカーによってはシートシンバル1本で勝負しているメーカーもあります。Paisteなどがその代表でしょう。
主なキャストシンバル製造メーカー
・zildjian(ジルジャン)・SABIAN(セイビアン)・ISTANBUL(イスタンブール)・小出(コイデ)・MANEL(マイネル)....
主なシートシンバル製造メーカー
・zildjian(ジルジャン)・SABIAN(セイビアン)・Paiste(パイステ)....
またキャストシンバル&シートシンバル共にモデルによってはシンバルの表面がボコボコと凹凸をつけられたシンバルを見かけた方もいるかもしれません。
これはハンマリング(ハンマード)加工といい、実はこの加工がサウンドの大きな決めてになっていたりします。
ハンマリングはメーカーでは限られた熟練の職人のみにしかできない仕事とされており
均等にハンマリングされたものは鮮明な倍音な倍音感が特徴、ランダムにハンマリングされたものはダークな音色が特徴とされています。
以上が主なシンバルの種類と製造方法についてです!
今回はシンバルの種類と製造方法について書かせていただきました!
少しでも参考になったでしょうか?
次回はシンバルの厚さについてになります!
お楽しみに!
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