現役スタジオミュージシャンが教える音楽理論講座--「理論打破シリーズ」7 スケールとコードの関係性



今回はスケールとコードの関係性について書いていこうと思います。

前回までの記事で、「コードとはスケールの音の抜粋である」事はなんとなく分かって頂けましたでしょうか?

音楽の歴史の流れの話で、先に音階(スケール)が生まれ、そのスケールを使って和音(コード)が生み出されました。

ちなみに、旋律の組み合わせで作る音楽をモード、和音の進行で作る音楽をカデンツァといいます。

モードというスタイルで作られた音楽にはコードは存在しません。日本の音楽でいうと雅楽や詩吟、祭りのお囃子なんかもモードと言えると思います。他国でも、民族音楽などのルーツミュージックにモードというスタイルは多く見られます。

時代が進み、旋律を和音で彩り、曲の展開をつくっていくカデンツァというスタイルが、音楽の作られ方のメインになりました。

そこで、音階に対して相性のいい和音は何か、どういう風に和音が進行していくと心地よく聴けるのか、そこを体系化したのがダイアトニックコード理論です。

前にも書きましたが、コードは音階の抜粋で出来ています。

音階の事を知る前に、例えばダイアトニックコードなどの理論を知ろうとしても、 間違いなく途中で理解出来なくなってしまいます。

曲作りやアドリブ演奏、アレンジなどで使えて便利なのがコードの知識ですが、焦らずにしっかりスケールの把握をしましょう。

あと、ここから進んでいく為に、ギタリストの方は6弦上と5弦上の音、ベーシストの方は4弦上と3弦上の音は知っておいて欲しいと思います。

ではコードの話に移っていこうと思います。

コードとは、先程書いた通り、スケールの音の抜粋です。

メジャーコードはメジャースケールの抜粋、マイナーコードはマイナースケールの抜粋となります。

では、どう抜粋しているのか。

メジャー、マイナー共に、ルート音から「1つ飛ばしの順番」で抜粋していきます。

何故一つ置きの抜粋なのか。

これは音階の隣り合った音を同時に出すと綺麗に響かないからです。そしてあまり距離を離しすぎてもやはり綺麗に響きません。それは音の持つ周波数の性質が作用しています。

ですので、昔の音楽家達が色々試した結果、音階の音を一つ飛ばしで重ねる事に決まりました。

そして、スケールの1、3、5番目の音で構築するコードを「トライアド」といいます。

これは3つの音で構成された基本的なコードの形です。

メジャーコード、マイナーコード、共にこのトライアドが基礎となります。

例を挙げると、Cメジャーというコードは、Cメジャースケールの1、3、5番目の音です。

Cメジャースケールは

①C ②D ③E ④F ⑤G ⑥A ⑦B ⑧C となっています。

なので、Cメジャーのトライアドは「C、E、G」で構成されています。

AマイナーのコードはAマイナースケールの抜粋です。

Aマイナースケールは

①A ②B ③C ④D ⑤E ⑥F ⑦G ⑧Aとなっています。

なので、Aマイナーのトライアドは「A、C、E」で構成されています。

コードを構成してる音を「コードトーン」と呼びます。

コードトーンを知る事は重要です。

歌メロ、フレーズ、ベースラインなどは、後ろで鳴っているコードに寄り添わないといけません。コードトーンと相性の悪い音でメロディーを作ってしまうと、不協和音となってしまい、ハーモニーが破綻してしまいます。

次回はコードの種類の説明に移ります。宜しくお願いします。

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