ドラムスティック①〜ドラムスティックとは?〜
こんにちは!スタッフ∞(ムゲン)です!
みなさん、ドラムを始めるにあたりはじめに何を買うべきかご存知ですか?
スネア・・・・・・?
キックペダル・・・・・・?
いいえ!
「ドラムスティック」です!
スティックなしでは何も叩けません。
むしろスティックさえあればスティック同士を叩いて音が鳴ります!
そう、それだけで「楽器」になるんです!
ということで今回は、ドラムを始めた時に最初に買うべき必須楽器
「ドラムスティック」についてお教えしましょう!
スティックを選ぶ際の参考などにしてください!
①ドラムスティックとは
ドラムスティックとは打楽器を叩く棒のことです。
ドラムを触ったことのない人は『バチ』などと呼んだりもしますが
日本語で『バチ』というのは意味が広く
・弦を引っ掛けて弾く(弦を打つ)『撥、棙(読:バチ)』
・膜などを打つ『桴、枹(読:バチ)』
があります。
・弦を引っ掛けて弾く方の『撥、棙(読:バチ)』
主に三味線(三線)や琵琶などの弦を弾く時に使用する「撥(バチ)」や、琴を弾く時に用いる「爪(ツメ)」などをさします。
この考え方でいうとギターを弾く時に使う「ピック」も『バチ』と言えるでしょう。
また弦を打つ場合の楽器のこともいい「ピアノ」などのハンマーのことも指します。
弦を引っ掛けて弾く『撥、棙』
・膜などを打つ『桴、枹(読:バチ)』
太鼓を叩く棒のことを言います。
ドラムを叩く「ドラムスティック」はこの「桴:バチ」です。
膜などを打つ『桴、枹(読:バチ)』
以上のように『バチ』には様々な種類があることがわかると思います。
『ドラムスティック』を『バチ』と読んでも間違いはありませんが、豆知識として頭に入れといてもいいかもしれませんね。
②ドラムスティックの素材
ドラムスティックのほとんどは木製です。木製のスティックは「ウッドスティック」といわれ以下の3つような材質を使ったものが多いです。
・ヒッコリー
一番ポピュラーな素材と言って良いでしょう。
程よい硬さと柔軟さを持ち、癖のなさが特徴です。
初めてスティックを買う場合にオススメです。
・オーク
ウッドスティック3種の中で一番の重量と硬さを持ち耐久性にも優れています。
耐久性とコストの良さからビンボードラマーオススメなどと言われますが、
ロックなサウンドを好む人にも利用する人が多いです。
・メイプル
ヒッコリーよりも柔らかい素材でジャズドラマーによく愛用されます。
耐久性は低いのですが、伸びやかなサウンドが特徴的です
メーカーによっては木製以外にも特殊な素材を使ったスティックもあります。
木製のスティックに飽きた方や冒険してみたい方は探してみると良いかもしれないですね。
③ドラムスティックの形
ドラムスティックといえば↓のような形がみなさん浮かぶと思います。
(なる楽器様参照)
これが一般的に言うドラムスティックです。
正式名称はドラムスティックで良いと思います。
(それ以外聞いたことないです・・・汗)
各部位を
・先端部をチップ
・握る部分をグリップ
・グリップからチップにかけて細くなる部分をショルダー
と呼びます。
・チップ
チップには以下のような様々な形があります
(なる楽器様参照)
形によりバウンドのしかたや音色に微妙な変化があります。
また↑のようなチップのみにナイロン素材を使ったものもあり主にシンバルを叩いた時に音色の変化が楽しめます。
・ショルダー
ショルダーも形状は様々です。
グリップからチップにかけて緩やかに細くなるものや
グリップ部が長めに取られその分チップにかけて急激に細くなるものなど
この部分は主にスティックの重さやバランスに影響します。
重心がスティックの先端に欲しい人は急激に細くなるタイプを選ぶなど自分のプレイスタイルにあった形を選ぶのがベストです。
長さや太さは様々、それにより重量も変わります。
スティックを選ぶ際はこの重さ・長さ・チップの形状・ショルダーの形状に注意して選ぶことをオススメします。
以上!
スタンダードなドラムスティックについてはここまで!
次回は特殊なスティックについてご紹介しましょう!