
ゲインってなんだ?
「ゲイン」 アーティストなら必ず耳にしたことがある言葉。説明できますか?? 今回の記事はゲインの謎について解明して行きたいと思います。 ヴォーカルの方もギタリスト、ベーシストの方も、ミキサーやアンプを使うときにゲインがありますよね。 僕が楽器を始めた頃、ゲインとボリュームは一緒だと思っていました… お、大間違いだったのです… ゲインを一言で言うと、楽器を通して入力された電子信号を増幅させるもの。 マイクを通して歌うときにはゲインをあげすぎると、ハウリングを起こします。 (耳がキーン!!とする あの嫌な音のこと) ゲインが大きいとマイクから口を話して歌っても声が大きく入りますが、 スピーカーからの出力の一部がマイクにまた入り込んで… これがハウリングの原因。 スピーカーなどの機材が故障してしまうことが。 ハウリングや機材の故障を防ぐために、気をつけてゲインを調節する必要があります。 ボリュームはスピーカーを通して出てくる音の大きさを調整するものなので、 ゲインとは大きく違うのです。 僕なりのたとえをするとするならば、 ゲインは、ダムから水をどのくら

現役スタジオミュージシャンが教える音楽理論講座--「理論打破シリーズ」1 音楽理論の必要性って?
皆様、こんばんわ。講師の伊東です。 今日は、とある男性グループさんのギターレコーディングと、別件のアレンジ制作を進めています。 作品に携われるのは光栄です。いい作品になるよう全力で取り組んでいます。 さて、早速本題に参りましょう。 皆様の気になっているであろう事は、「ぶっちゃけ音楽理論って必要なの?」ではないでしょうか? 僕も立場上、同じ質問を数えきれない程頂きましたが、いつも同じ事をお伝えしてまして、 「知ってれば便利」そして「理論=いい音楽が作れる魔法ではない」です。 理論に沿ったメロディー、理論に沿ったコード進行、理論に沿ったアレンジ。 どうでしょうか。よく言われる事ですが、理論が先行すると「音学」になっちゃいますね。音楽は理屈で作るものではないと思います。 とかく、様々な事がインスタントで均一化し、効率化がどんどん進む、そんな時代です。 せめて音楽だけは、作り手の熱や感情が感じられるものにしておきたいですよね。 個人的にも、僕はそういう音楽が好きです。 「鼻歌で作曲→ ◎ 「バンドで音出してなんとなくコード進行が出来た」→◎ 「コード詳し

初めて買うならこれ!〜初心者オススメスネア〜
こんにちは! スタッフの∞(ムゲン)です! ドラムを初めて数ヶ月〜・・・。「そろそろ自分のスネアが欲しいなぁ」 なんて思う人も多いのではないでしょうか? 「マイスネアは欲しいけど、どんなスネア選べばいいのかわからない・・・」 そんなことを思ったあなたに私MWSSスタッフの∞(ムゲン)が独断と偏見でオススメファーストスネアをピックアップ! 「万能性、扱いやすさ、価格」から これを買っておけば間違いない!と言える万能スネアを選びました! ・スネアとは まず「スネアドラムとはなんぞや??」と言うことから説明いたしましょう! スネアドラムはドラムセットの要(かなめ)と言っても過言ではないでしょう。 昨今、世に出ているROCK&POPSのシーンでドラムが入っている音楽のほとんどにスネアの音はリズムの要として録音されています。 基本的にはタムもスネアも作りは同じで大まかにシェル・フープ・ラグ・テンションボルト で構成されています。 テンションボルトの締め具合・緩め具合で音程を調節します。 では、タムと何が違うのかと言うとスネアには 「スナッピー(響線)」と「

現役スタジオミュージシャンが教える音楽理論講座--「理論打破シリーズ」
皆様、初めまして。伊東 豪と申します。 普段はギタリスト・作編曲家としてレコーディングや楽曲制作、ツアーサポートなどをしております。 そして自分が運営している「Basement Guitar Lessons」にて、ギター、作編曲、音楽理論、DTMの講師をさせてもらっています。 今回、いつも何かとお世話になっているMWSSさんからご提案頂きまして、こちらで色々と講座をやらせて頂く運びとなりました。 まずは、MWSSさんからご提案頂いた、「音楽理論」について、「理論打破シリーズ」と銘打って色々と書いていけたらと思います。先にお伝えすると、内容はギタリスト&ベーシスト向けになると思います。 巷に溢れる音楽理論書や、ネットに載ってる情報などを見て、結局いまいち分からないという人が多いと思います。安心して下さい。僕もそうでしたから。(根は今でもゴリゴリの感覚派です。)そういう人に是非読んでもらえたらと思っています。 従来の楽典・音楽理論書が分かりづらい、難しいというのには理由があります。 ●そもそも楽典がギタリストやバンドマン向けに書かれた物ではないから

弦って何が違うの??
ベンベンベン♬ あっ…弦が切れちまった… なーんてことありましたか?? 特にベースの方。滅多に切れることなんてないですよね。 最近ベースを始めた!!と言う方もいるかと思います。 弦っていってもいろんな種類があるので、 急遽切れてしまった時や、弦を変えようといった時に、 どんなものを選んだらいいのか参考にしていただければ幸いです! 弦を選ぶ基準 ①4弦ベース?5弦ベース? ②スケール ③材質 この三つに注目していこうと思います! ①4弦ベース?5弦ベース? ベースといっても、ポピュラーな4弦ベースだけではなく、 5弦、6弦と様々な種類があります。 簡単に言うと弦が一本増えていきます。 5弦ベースでは4弦より低い音が追加され、6弦ベースでは5弦ベースにさらに高い音が出せるようになっています。 ベースに合わせた弦を!買いましょう!! ②スケール ベースによってナットからブリッジサドルまでの距離に違いがあります。 その長さによって選ぶ弦が変わってきます。 ・ミディアムスケール(32インチ) ・ロングスケール(34インチ) ・スーパーロングスケール(35イ

全国リリース
レゲエ ソウル シンガーソングライターのMetisさん、 会場限定販売だった新譜 「THIS IS US」の全国リリース日です。 おめでとうございます!! レコーディングワークショップで公開レコーディングを行なった楽曲も収録されているこちらのシングル。 ミネラルウォーターサウンドスタジオはレコーディング・ミキシング・マスタリングなど、音に関わること全てで携わらせていただきました!! 公開レコーディングの様子。 録音前の説明会。 公開レコーディング終了後には、バックトラックの差し替え録音も行われていました。 このようにして出来上がったMetisさんの新譜「THIS IS US」が本日9月20日(水)に全国リリースとなりました! Metis Official Home Pageより 新しい新譜THIS IS USを6月からlive現場先行で販売していましたが、どうしてもliveに来れなくてこのCDを買い損ねている全国のメティファミリーにお知らせします。 2017年9月20日にTHIS IS USを 全国releaseします! AmazonやTOWER

Wi-Fi つながります
ミネラルウォーターサウンドスタジオでは、Wi-Fiをご利用できるのはご存知でしょうか?? フリースポットではないので、ご来店時にアクセスしてパスワードを入力の上、ご活用ください。 接続に関してご不明な点は、どうぞお気軽にお尋ねください! スタジオ内でWi-Fiを利用できるようになって長く経ちますが、どうしてもAスタジオとBスタジオの中には電波が届きにくい状況でした。 そ・こ・で 今回、Wi-Fi中継機を設置してみました! 見た目が可愛いこの子が、ご利用の皆様の通信をお手伝い。 Croomで縁の下の力持ちをさせていただきます。 新スタッフ共々、よろしくおねがいいたします!! 導入試験・テストでは、Aスタジオ、Bスタジオ共に、以前より電波状況が良くなっているのが確認できております。 が、ご利用の方皆様の情報が必要不可欠です! それぞれスタジオをご利用の際、お気付きのことがありましたら、ぜひぜひスタッフに教えてください。 皆様にとってより快適で、使いやすいスタジオを目指して、日々努力して参ります! ご要望も、ぜひぜひください。 お待ちしております!!

意外と盲点なやつ!?
今回、意外と忘れがちなあいつについて進めて行こうと思います。 それは… (マイク) スタンド!!!!! ライブ中、歌っているときに右に左にマイクが動いたことがあるよ… という経験のあるバンドマンは多いのではないのでしょうか… バッチリ解決しちゃいマス! 原因は、ネジが緩んでいることが主だって考えられます!(当たり前だろっ!!!!!) でもしっかり閉めたのに動いてしまったことがあるかたもいると思います。 そこで今回は、 当スタジオのマイクスタンドを使って実況していこうと思います 「意外と多い!?マイクスタンドのチェックするポイント」 ①マイクのすぐ近くに潜んでいるアイツ マイクがジョイントされる(こんな表現でごめんなさい)この部分、 銀の輪っかがありますよね。 こいつが緩んでいるとマイク自体がスタンドに接続されている部分なのでくるくる回ってしまうのです。 ②すぐ目に入るアイツ つぎにここですね。 マイク手前部を伸ばせるこいつ。調節して締めましょう。 ③多くいじることが多いアイツ こいつは②であげた部分とスタンドの中核の間を伸ばすことができるやつ。

弦交換・楽器調整・修理のご依頼
楽器調整、たくさんのご依頼ありがとうございます! いろいろな症状がやっぱりありますね。 9月に入って多く調整したのは、やっぱりネックでした。 主に、弦を張り続けていたことへのネックの反りです。 ネックの反りはトラスロッドを調整することでほとんど解決することができますが、あまりにそりがキツイ状態だと、トラスロッドも締め込む一方になるので、それまた注意が必要だったりします。 トラスロッドの調整やしくみについては、ネット検索させていただいたところ、とっても素敵な記事がございましたので、こちらをご覧ください。 107Guitarsさま http://music.geocities.jp/make_a_franken/parts/trussrod/index.htm 確かに素人が調整するもではない!と良く言われていますが、個人的にはぜひ積極的に挑戦してほしい場所だったりします。 楽器の調整時期は色々ですが、気にしてほしいのは季節の変わり目! ということで、これから徐々に寒くなってきます。 調整するタイミングはいまが絶好! お手持ちの楽器、大きな本番を終えて

チェック、ワン・ツー
ライブをみにいった時、ヴォーカルの人やスタッフさんが「チェック、ワンツー」なんていってるシーン、聞いたことがある人がいるかもしれません。 あれって、何してるの???と思ったことがある人きっと多いですよね! 今回は、「チェック、ワンツー」の謎を解明していこうと思います! ・何をしているのか マイクを通してスピーカーから出てくる音をチューニングしています。 スピーカーを通して音が出てきた時に 音が割れていないか、余計なノイズが乗っていないかはもちろんのこと、より聴きやすく声が届くように実際に声を出して聴き具合をチェックしているってわけです! リハーサルの時や、ライブの直前に準備している時に聞いたことある人いるかもしれませんよね! ・なぜ「チェック、ワン・ツー」なの?? 「チェック」「ワン」「ツー」の三つに分けて解説を。 チェックは、発声時の高音・硬い音のチェックができます。 特に高周波のハウリングが入らないようにすることが「チェック」の役割です。 ワンは、発声時の低音を重点的にチェックすることができます。 低い音が出て声がモコっとしすぎていないかなど