
現役スタジオミュージシャンが教える音楽理論講座--「理論打破シリーズ」17 マイナーキーでのダイアトニックコード
前回まではメジャーキーでのダイアトニックコードを進めていました。 今日はマイナーキーに移っていこうと思います。 ダイアトニックコードの考え方、コードの機能、その他概要はメジャーキーの時と同じです。 マイナーキーのダイアトニックは実は少し複雑な為、メジャーキーの時と同じ内容は省略して進めます。その代わり、マイナーキーの複雑な部分にスポットを当てさせて下さい。 KeyはAmでいきましょう。4和音で進めます。トニックはT、サブドミナントはSD、ドミナントはDと表記します。 ①Am7 T ②Bm7(♭5) SD ③CM7 T ④Dm7 SD ⑤Em7 D ⑥FM7 SD ⑦G7 SD こうなります。スリーコードはメジャーの時と変わらず①④⑤です。 ②③⑥⑦は代理コードとなります。 ただし、メジャーキーのダイアトニックと違う点がいくつかあります。 ●⑥⑦がサブドミナントになっている(メジャーキーではTとDになる) ●ドミナントが一つしかない(メジャーキーでは⑤⑦がDである) ●⑤がセブンスコードではない(メジャーキーでは◯7にな

音楽イベントとは。vol,1
さて、今回はやっと「vol,1」ということで、「イベントの中身」を少しずつ紐解いていきたいと思います。(前述記事は→こちら) お題は、 「イベントに関わる人」 です。 「イベント」というと、皆さんはどういった人が関わっていると思いますか? ふむふむ…。 なるほど…。 ライブやイベントをやったことがある人なら分かると思いますが、たくさんいます。 バンドマン視点での切り口だと、ライブハウスオーナー、PAさん、照明さん、ブッキングマネージャーさん…辺りがパッと頭に浮かぶのではないでしょうか? 話の切り口の問題ですが、脱線要素がたくさんあるので、簡単に書いていきたいと思います。 「イベントに関わる人」を簡単に挙げると、 主催、会場スタッフ、広報…です。(たくさんいないじゃないか…!?) 主にこの3軸から成り立つと感じています。 では、もう少し細かく見ていきましょう。 1、まずは、「主催」 言い方としては、「主催者」「主催バンド」「主催団体」と呼び方は状況に応じて変わってきますが、これを把握していることは一番大切です。 更には、バンド、団体の場合、その中の

便所の草 HEAVEN'S ROCK 宇都宮ライブレポート
はい、ミネラルウォーターサウンドスタジオでもCD制作に携さわらせていただいた「便所の草」のライブに宇都宮まで行ってまいりました! っということで、今回のライブは、 「chocol8 syndrome」さんのレコ発ツアー「猫も杓子もトリップツアー」参戦ということみたいです。 ちょっとここでchocol8 syndromeさん、横田悠二さんのライブレポートを少しだけ。(少しだけですか?石田さん…) まずはトップバッターの「横田悠二さん」 アコースティックギターで弾き語りでした。アコギの世界観て自分は好きなんですが、(あの演奏中に物音を立てられない感じ)なんと言っても歌詞がリアルでした。そしていつも間にか引き込まれてました。弾き語り特有の世界観満載でした。2019年2月9日(土)にホールワンマンもあるそうなので、気になった方は是非!! 2番手は「便所の草」 で、し、た、が! 先に、レコ発ツアーで各県を周っている「chocol8 syndrome」さんです。 観ていて、思わず手を挙げたくなるようなバンドさんでした。(というか自分が手を挙げて楽しんでいまし

音響現場に行ってきました!
ども!ころっけです! 先日、スタジオに出張での音響の依頼があり行ってまいりました! 何度か現場には行かさせていただいているのですが 行けば行くほどに勉強になります。 今回の現場は、イベントの司会進行などのオペレート、会場BGMや出し物のBGMを流すといった内容でした。 音響は準備から本番撤収と、要望に答えられるオペレートは勿論、 いかに効率よく・誰もが動きやすくを特に意識しなければいけません。 設営時には無駄な動きを減らすこと。(なんども手を開けた状態で往復しない) 段取りを考えて運搬や組み立てを行うこと。 現場での経験が、日頃の勤務でも意識をすることができるようになりました! オペレートのところにおいては、 今回初めて自分主導のオペさせていただけて大変貴重な経験ができました。 今できるベストを尽くしてお仕事をさせていただきました!! フェーダーだけではなく細かい操作や、音響のシステムが成立する仕組みをもっと勉強しよう。 ただただやっていて楽しかったです! もっと精進します。 現場の後には音響チームで打ち上げを。 春日部駅近くにある牛カツ屋さん「