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レコーディング・ミキシングTips Vol.2「録音に必要なもの」


お待たせいたしました。

レコーディング・ミキシングTips Vol.2。

今回からいよいよ録音に向けた「具体的」な話題になっていきます。

その前に、前回のおさらいから。

Vol.1では、イントロダクションとして、「レコーディングの前提」について書かせていただきました。

○レコーディングは、「記録」である

一言でまとめると、これだけです。

では、実際に「記録」していくために必要な物が今回のテーマになっています。

バンドメンバーであつまって、セルフで録音をしようということになったとします。

さて、録音をするにあたって、何が必要になるでしょう???

スタッフへ「録音に必要なものを言ってください。細かいものは付属しているもの前提とします」という問題を出したことがあります。

その時に帰って来た答えが

○レコーダー

○マイク

と、いう回答でした。

「うーん、60点!」なんて笑い話をしていましたが、ご覧の皆さんはどうだったでしょうか。

「レコーディングに必要なもの」は、実は3つ+1しかありません。

1.レコーダー(録音機)

2.マイク(入口)

3.プリアンプ(増幅器)

これにあえて追加で付け加えるのだとしたら、ヘッドホンやスピーカーといった出口に当たる部分です。

これも、録音中のものをモニターすることなので、録音をするにあたっては、必須ではありません。

レコーディングスタジオなどでは、たくさんのマイクや、機器。

画面ではプラグイン画面が大量に開かれていて・・・録音って大変なんだなぁ。と思っている方もいらっしゃると思いますが、どんなにたくさんの機器があっても、大量のマイクがあっても「3つ+1」の数が多くなっているだけなんです。

システム自体は非常にシンプルなんです。

最近では、ZOOM LIVETRAK L-12のようなオールイン化された製品も多くなっているので、録音が本当に身近になったと思います。

DAW環境でも、手頃な価格で、便利な製品が多数出ていますね。マイクプリアンプ内臓のオーディオインターフェイス

オールインの製品やマイクプリアンプ内臓のオーディオインターフェイスがあれば、それぞれに足りないものをちょっと考えればすぐに録音が始められちゃいます。

もちろん、「録音」するだけなら、スマートフォンやタブレットの録音用アプリケーションでさっと録音してしまうのも手でしょう。

しかし、録音は録音ができたら終わりではなく、この後にはミックスダウンという工程もあります。

録音からスタートする、楽しい時間をどのようにするかのイメージができるようになるのも、とっても大事なことです。

素敵な録音ライフを早速今日からスタートしちゃいましょう。

録音に必要な3つ+1の考えを元に、Vol.3では簡易的な録音システムについて記載していきます 。

お楽しみに!

 

<プロフィール>


梅沢正博(メイン・エンジニア)

1985年 埼玉県出身

​<レコーディング・ミキシング参加アーティスト>

雪音、便所の草、ravitz matsuo & his Hair、K2E Cradle、Naive、蒼井翔太、Metis、餓鬼レンジャー、ILovU、フロムア、DARIO BLEND、Fluo Rite、ひーこ、AYA1000RR、岩槻ザ・ワンダーズ、ハルヲオモウ、レオン、ヒメクリ、株式会社富士住建イメージキャラクター「フルまる」イメージソング、

ドロップ・シネマ・フェスティバル2015 上映作品 挿入歌、遊技機挿入歌、スマートフォンアプリキャンペーンソング、​​株式会社 ナノコネクト nanobeat - リズムゲーム 収録楽曲 等

<記事作成>

ミネラルウォーターサウンドスタジオ



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