あると便利なケーブル
スタジオでの練習や自宅録音、楽曲制作など、写真を見ると真っ先に目に止まるのは、楽器やエフェクター、インターフェイスや、アウトボードなどなど。
それらをより便利に、効果的に利用するためにはケーブルが大事。
そんなケーブルたちも、種類は様々。
基本的なケーブル類はもちろん、かゆところに手が届くケーブルがあると、もっともっと素敵に、楽しくなること間違いなし。
そんな「あると便利」なケーブルをご紹介します。
ケーブル紹介の前に・・・
いくつか重要なプラグ(コネクター)をご紹介。
○XLR(キャノン)コネクター
音楽関連で一般的に多く使われるのは3極タイプ。
オス・メスがあり、一般的には、アウトプット側がオスになっています。

XLRコネクター オス

XLRコネクター メス
○フォンコネクター
ギターやベースを接続するシールドでおなじみですね。
フォンコネクター
2極・3極とあり用途も様々。

フォンコネクター2極
モノラルフォンコネクターや、TSフォンと呼ぶこともあります。

フォンコネクター3極
ステレオフォンコネクターや、TRSフォンと呼ぶこともあります。

ミニプラグ
写真ではL型ミニプラグですが、こちらはフォンコネクターの仲間になります。
ヘッドホンやイヤホン端子でよく見ます。
ミニプラグも、2極、3極があり、携帯電話などに付属するものだと、4極もあります。
間違いに要注意。
ちなみに、2極は、モノラル、3極はステレオとなっており、ミニステプラグなどと呼ばれます。
よくある間違いで、呼び名を「ピン」と呼ぶ声を聞きますが、「ピン」というと、次に説明するRCAコネクターが出てきたりするので、こちらも注意が必要。
「ミニプラグ」と呼びましょう!
○RCAコネクター
写真を見るとピンと来ないとおもいますが、テレビに接続する線に使われている、というとわかりやすいですね。
RCAコネクターといいます。
「ピン」とも呼ばれます。

今回取り上げたコネクターは、本当に多く目にします。
これらを組み合わせたり、用途に合わせて自作したりで、便利なケーブルに早変わり。
コネクターを一通り覚えたところで、本題の「あると便利」なケーブルを紹介。
あると便利なケーブルたち。
ミニステレオ−モノラルフォン

携帯電話や、ポータブルプレイヤー、ヘッドフォン端子が付いている機器と、ミキサー等を接続できるケーブル。
スタジオレンタルでも、一番人気です。
ミニステ−フォン と呼ぶことが多いです。
品物によって、若干色が違うのですが、赤は共通していることが非常に多いです。
音源接続に利用する場合は、赤がRになります。
間違えると、参考音源の左と右がひっくりかえっちゃうので注意してください。
ステレオフォン−モノラルフォン

インサートケーブルとも呼ばれますね。
TIPとRINGと明確に名半されているものも多く、様々な用途に役立ちます。
録音・音響の際、チャンネルインサートやアンプのセンドリターン、ステレオアウト対応のエフェクターなどなどに。
接続先を逆にしちゃって音が出ない!かからない!なんていうトラブルには注意が必要です。
ミニステフォンメス–RCA

小型ミキサーや、オーディオインターフェイスあ、RCA端子しか、アウトがない場合があります。
デスクトップ環境で、PCオーディオスピーカーなどを接続する場合、とっても重宝します。
紹介した製品は、どれもYケーブルと呼ばれることも多く、本当にかゆいところに手が届くものばかりです。
そのほかにあると便利なのが、XLRのオス-オスや、メス-メス。
ミニステフォンのオス-メスの延長ケーブルなどなど。
ちなみにスタジオスタッフが心から役にたったアイテムもおまけでご紹介。

NEUTRIK のステレオフォン(メス)-XLRオス
これには本当におせわになりました・・・。
とくにDAW主体のシステムを考えて行くと、複数機器に分配する時に、初めのうちは無理が生じることがあります。
そういったときに、「あると便利」の製品たちは、真価を発揮して助けてくれます。
発想一つで接続方法にもたくさんの選択肢がでるのが、エフェクターや録音環境作りの面白いところ。
必要、不要は別にして便利グッズの存在を知っておくと、なにかと便利ですよ。
また、スタジオではケーブル、プラグを選んだ手作りケーブルもご案内しております。
自作ケーブルの良いところは、メンテナンスのしやすさと、トラブルを未然に防ぐ工夫ができることです。
自作ケーブルノウハウや、より高品質なKAMINARIケーブルのご案内もできますので、お気軽にご相談ください。
ミネラルウォーターサウンドスタジオ
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