光の速さ、音の速さ。
今日は、「音の速さ」(※以下:音速)というものに簡単に焦点を当てて書いていきたいと思います。
が、まずその前に、「光の速さ」(※以下:光速)について触れて見ましょう。
【光とは1秒間でどれくらいの速さで進むのか?】
自分の記憶だと小学生の時に習った記憶があるんですが…。
正解は、
<1秒間に約30万Km>です。数字に例えられても分かりにくいですよね…。
<1秒間で地球を7周半>でと覚えれば、「なるほど〜。」となりますかね?笑
ではここからが本題です。
【音とは1秒間でどれくらいの速さで伝わるのか?】
正解は、
<1秒間に約340m>です。※これ以外に知らない方多いのでは…?
光速と比較すると、数字が示している通りものすごく遅いことがわかると思います。
ここで、例をあげてみましょう。
《雷》
皆さんは「雷」をご存知のはずです。雷の由来というのは…ってことは置いといて、雷が「ピカッ!」っと光ってから、「ドーン!」という音が聞こえるまでに数秒かかることを体験したことがあると思います。
雷が光ってから、3秒後に音が聞こえたと仮定した場合、340m×3秒=1,020m、つまり約1km先にあることになります。
では、「ピカッ!」と「ドーン!」がほぼ同時の場合はどうでしょうか?
仮にその差が0,1秒とすると、340m×0,1秒=34mということになり、雷はすぐそばにあることがわかります(怖いですね…)。
《コンサートホールや野外フェス》
会場に行ったことのある人なら体感したことも多いはずです。大きなモニター(映像)と、実際に聞こえてくる音にズレがあってなんか気持ち悪いな…と。
これは、一概に光速と音速による速度問題とは直接的に関連付けはできないのですが、体感したことがある!ってことがここでは重要です。(音響側もなるべくそのようなことがないように色々と工夫しているんです。詳細はまた後日にでも…)
つまり、何が言いたいのか!っていうと、
光の速さより、音の速さの方が圧倒的に遅い!
音の速さは、1秒間に約340m進む!
…ということです。
これは音響の世界ではほんの序章の話です。
じゃあ「音ってそもそもなんですか?」って話とか、「音速は湿度や温度によって異なる…」とか、色々と脱線要素がたくさんあります!
なので今日はこの辺にしたいと思います。(書くとキリがないので…)
ご観覧ありがとうございました。
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