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レコーディング・ミキシングTips Vol.1「イントロダクション」


ミネラルウォーターサウンドスタジオ 店長のうめざわです。

スタジオの店長(マネージャー)としての他に、ミネラルウォーターサウンドスタジオのハウスエンジニアを務めさせていただいております。

2018年4月からスタッフ連載企画としてスタートしていきますこの連載企画。

うめざわは、レコーディング・ミキシングに関する記事を連載させていただくことになっています。

「レコーディング・ミキシングTips」シリーズを通じて、自宅録音でも役に立つ、

スタジオで行なっている実践テクニックなどもご紹介できたらと思っています。

音楽を楽しむみなさまにとって「役立つ」記事になるようにがんばりますね!

さて、早速第一回目から実践的なテクニックをご紹介したいところではありますが、前提として大事なことから扱わせてください。

○MWSS のレコーディングプログラムでは、どんなことが行われているのか。

まず、「レコーディング」と一言でいっても、様々です。

とはいえ、大事になるのは 「レコーディング=記録」 です。

もちろん、多くの方に届けるための「作品作り」であることに変わりはありませんが、「作品作り」と意気込む前に「記録」だとおもうと、レコーディングの良さ、魅力が十二分に理解できるのではないでしょうか??

旅行に行った時に、写真、とりますよね??

めいっぱい楽しんだ旅行。

たくさんの人にその気持ちを伝えたいですよね。

伝えるとなると、写真を友達に見せたり、ブログやツイッターといったSNSにアップしたりするのが最近だとおもいます。

「作品」を発表するのは、レベルは違うかもしれませんが、意義は同じことなのだと個人的にですが本質は同じだ考えています。

アーティストは代わりの効かない存在です。

応援してくれる一人一人のために、実際にその方のいる場所にいって全国(世界も!)を回って「想い」を届けることができれば理想的だとおもいますが、現実的には無理なのは言わずもがなですね。

なのでその想いを「記録」すること、届けていくことが「形」になるのがCDだったりだと感じています。

レコーディングをもっと身近に考えるなら、普段のスタジオ練習をスマートフォンの録音アプリやハンディレコーダーで録音することも大事な「レコーディング」です。

例であげた身近なレコーディングには、自分たちの演奏を客観的に聞く、という明確な目的があると思います。

「レコーディング」と一言でいうと、「上手じゃないとだめ!」とか、「自分たちにはまだ早い」というお話をよく耳にしますが、「想いを届ける・伝える・残す」ということにフォーカスを当てるようになると、不思議と「楽しく」なってきます。

ミネラルウォーターサウンドスタジオのレコーディングプログラムでは、「作品を作ること」だけではなく、その時の「気持ち」や作品に込めている「想い」までをちゃんと記録していこうと心がけています。

携わらせていただく以上、良い作品にするために欠かせない「想い」をちゃんと込めております!

最後に、イントロダクションのまとめをお伝えすると・・・

レコーディングで大事にしてほしいことは、「想い」を形にすることです。

技術的な面で、録音の良し悪しは出てくると思いますし、そこで悩んでいるお話もたくさん聞きます。

だからこそ、どんどんとレコーディングにチャレンジして、ご自身の活動や人生の楽しみに方の幅を広げていただけたら嬉しいなと思っています。

本企画を通じて、たくさんの方に「音楽制作」の楽しさ、大切さが少しでも伝わりますように!

 

<プロフィール>


梅沢正博(メイン・エンジニア)

1985年 埼玉県出身

​<レコーディング・ミキシング参加アーティスト>

雪音、便所の草、ravitz matsuo & his Hair、K2E Cradle、Naive、蒼井翔太、Metis、餓鬼レンジャー、ILovU、フロムア、DARIO BLEND、Fluo Rite、ひーこ、AYA1000RR、岩槻ザ・ワンダーズ、ハルヲオモウ、レオン、ヒメクリ、株式会社富士住建イメージキャラクター「フルまる」イメージソング、

ドロップ・シネマ・フェスティバル2015 上映作品 挿入歌、遊技機挿入歌、スマートフォンアプリキャンペーンソング、​​株式会社 ナノコネクト nanobeat - リズムゲーム 収録楽曲 等

<記事作成>

ミネラルウォーターサウンドスタジオ


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